ご挨拶

札幌総合情報センター株式会社(SNET)は、国、札幌市及び地場有力企業が出資し、国のテレトピア構想推進の一翼を担う法人として、第3セクター方式により昭和63年に設立されました。

積雪寒冷地に位置する札幌の市民が冬季においても快適で安全・安心に過ごせるための情報システムの構築を目指して、設立から5年をかけて研究開発を進めました。その成果は、地域に密着した独自の気象情報システムの構築として結実し、札幌市の雪対策を始めとして、道路管理、施設管理、災害対策などの分野で活用されています。

平成10年以降は「札幌市情報化構想」の策定や情報通信分野におけるデジタル化、IT化の進展に合わせて、行政情報並びに地域情報のIT化に向けた調査研究、システム開発、運用管理を担ってきたほか、情報通信・放送技術の研究開発に関する各種実証実験へも積極的に関わり、札幌地域における地域情報化の先駆的役割を果たしてきました。

とりわけ近年は、情報セキュリティ対策支援事業、交通系ICカードの開発運用事業及び札幌市の基幹情報システム運用支援事業への取り組みも加わり、地域の情報施策に資する当社の役割は、より大きなものとなってきております。

今後とも、情報・技術・サービスを駆使し、人と人をつないだ地域の情報化を通じて札幌の持続的発展、地域活力の向上、より安全で安心な社会の実現に向けて貢献していけるよう、努力してまいります。

引き続きいっそうのご愛顧とご支援をお願いいたします。

代表取締役社長
可児 敏章

経営理念

第3セクターである札幌総合情報センター株式会社は、行政情報並びに地域情報に関するシステムの開発及び運用など、この分野の先駆的な役割を果たし信頼される製品とサービスをとおして、札幌市の情報化施策の推進に積極的に貢献し、地域社会の発展に寄与します。